できれば全てのビジネスがうまく行くと良いと思っています。しかしその結果には差があるのは事実です。ビジネスがうまくいかない理由は様々ですが、やり方が適切で無いからと言うことになります。
売れてるマーケティングコンサルタントが売れてる理由は、助言が適切でビジネスを好転させる力を持ってるからと言うことなのですが、意外に気が付かれていない、売れてるマーケティングコンサルタントを選ぶべき本当の理由を以下に書きます。
その1 戦略・施策の引き出しが圧倒的に多いから
多くの企業でPDCAを回してると思いますが、PDCAの各ステップでかなりのやり方が存在します。社内だけでPDCAの各ステップを検討してると、どうしてもパターン化されてしまい、検討の幅が狭くなります。売れてるマーケティングコンサルタントはまさにこの幅がかなり広く、客観的に最適なPDCAを回せるようになります。PDCAがうまく回らないところは計画の仕方が適切でなく、実行方法が効率的でなく、チェックの仕方が適切でなく、従って次の行動も適切でなくなっていることが多いです。PDCAが客観的に適切に回らないと、プロジェクト内でうまくいかない感が蔓延し、求心力を失います。そして鈍いPDCAサイクルを根性論で回そうとして、賢い社員から順番に辞めていくような事態になったりしまいます。
一方で売れてるマーケティングコンサルタントは常に仕事の依頼が行列を作ってるので、経験が豊富になりがちです。しかも、複数のお客様を同時に回すので、かなりのPDCAパターンとその結果を知ってます。これは一社で仕事をしている方と比べると情報量と経験値がかなり違います。これが売れてるマーケティングコンサルタントに依頼するべき理由です。一方、長年会社で経験を積み、深掘りしてきた社員の方と売れてるマーケティングコンサルタントの施策の幅がマッチされると成果を出しやすいことも理解してほしいところです。この組み合わせは本当に最強だと常に思ってます。
その2 成果が出る判断とタイミングを知ってるから
マーケティングは勉強すれば誰でもそれなりに理論を語れるようになれます。売れてるマーケティングコンサルタントはビジネスを知ってるので、事業が好転する施策の判断の仕方とタイミングを知ってます。それゆえに成果が出やすく、その成果を期待してお客様が行列を作るのです。
気をつけてほしいのは、言うことが立派なのに、成果を出せてないコンサルタントです。この手の方の発言を採用すると本当に成果が出ませんし、その会社でその施策はうまくいかないとお客様が思い込んでしまうので、お客様の今後の可能性を狭めます。
それなりに名前が知られてないコンサルタントはそもそも自分のビジネスも上手ではなく、セルフブランディングもできていないことも多いので、著名かどうかで判断するのも良いと思います。
その3 売れてるコンサルタントに依頼しないと人件費とマーケティング予算の無駄遣いになるから
ちょっと大袈裟な言い方をしてしまいましたが、PDCAを最適に回せないと、人件費とマーケティング予算の投資対効果を最大限引き出せないからです。
よくある話で、予算がないから社員を大量投入して、コンサルタント抜きで進めるプロジェクトがありますが、最大のコストが人件費なので、大量な人件費を投入して、鈍いPDCAをごーりごり回すようになりかねないです。1人の社員参加を減らすだけで、それなりのコンサルタントに依頼できるのにもったいない話だと思います。コンサルタント費用は外注費用なので、目立ちますよね。仕方ないと思いますが、部門採算を徹底すれば解決できます。人件費もコストとして管理職が把握して、部門会計を回した方が、事業利益に強い管理職が育つと思います。私は社員の人件費もコストとしてみられる外資系を経験して本当に良かったです。
いかがでしたでしょうか？マーケティングコンサルタントを選ぶ上で参考になると嬉しいです。