今日はマーケティングアウトソーシングサービスの選び方について自分なりの考え方を紹介します。私が2010年4月に吉政創成を立ち上げた際に国内ではあまり使われていなかったマーケティングアウトソーシングという名前で、今でいうサブスクリプションサービスを始めました。当時のマーケティング業者のサービスは都度お見積り、ご発注、納品というサイクルで実施していたので、アウトソーシングという考え方があまりなかったのです。一方でマーケティング活動は連続的に発生していかないと成果が出にくいため、都度お見積もりを取るのではなく、3か月単位での自動更新によるマーケティングアウトソーシングサービスを始めました。これにより、お客様へのマーケティング支援が途切れること連続的に実施できるようになり、結果、お客様の情報発信数が向上し、成果が出やすくなりました。吉政創成も空走期間が減り、1年中100%対価を頂けるようになったので、お客様への提供価格も一般的な業者の半分から1/3で提供できるようになりました。
時代はサブスクリプションモデルに移っていき、合わせてマーケティングアウトソーシングを提供する会社もこの10年で増えました。今回は様々なマーケティングアウトソーシングサービスが存在しているので、私なりのマーケティングアウトソーシング サービスの選び方を紹介したいと思います。
<マーケティングアウトソーシング サービスの選び方>
- 既存のお客様との契約が長期化している会社を選びましょう
マーケティングアウトソーシングサービスはPDCAを連続して行うサービスなので、お客様との契約が短期化しているマーケティングアウトソーシングサービスはお客様の満足度が低いことの証明になります。当社は創業時代からのお客様が多く残っており、大半が5年を超える契約を頂いています。マーケティングアウトソーシングは成果が出なければ、契約が続かないので、いいサービスかどうかは長く続けられるかが大きなチェックポイントです。
- 自社に合ったサービス内容かどうか。
マーケティングアウトソーシングサービスはお客様と連携しながら共同でプロジェクトを運営していくスタイルなので、お客様が必要としている作業を得意な業者を選ぶべきです。
- 得意分野が幅広い業者を選ぶべき
長期利用できるマーケティングアウトソーシングサービスが良いと話しましたが、お客様の状況も長期にわたって変わっていきます。例えば、特定の1分野のみに得意な業者の場合、お客様の状況が変わり、別の分野を依頼しようと思った場合、成果が出なくなることがあります。ニーズに合わせて業者を変えるのも大変だと思います。ある程度得意分野がg広い方が結果的にお客様のチームワークも良くなり、成果が出やすくなります。
- 長期間それなりに儲かっている会社を選びましょう
マーケティングアウトソーシングサービスで失敗している会社の多くは、業者が続けられなくなるケースです。価格が高すぎると、お客様が離れていきますし、安すぎると業者のモチベーションが続かなくなり、品質が落ちていきます。かといって、ちょうどよい金額のまま維持していると、業者側が惰性に入って品質が落ちていくので、マーケティングアウトソーシングサービスは提供する業者側も結構大変なのです。そもそもマーケティング業者がスポットで受注している会社が多いのは、その方が緊迫感があって、生き残れる会社が多いからです。長期間、成果を出し続けられるマーケティングアウトソーシングサービス業者がもしいれば、貴重な存在なので、手放さない方がいいです。うちもそうですが、お客様が順番待ちなので、一度契約が抜けると、そのあと再開しようとしても順番待ちになって再開できないことが多いです。
- 知名度があるマーケティングアウトソーサーを選びましょう
もちろん例外もありますが、多くのマーケッターの腕の良さと知名度は比例します。腕が良いのに無名なマーケッターはほぼ存在しません。ネットで検索して成果が出てこないマーケッターは何かあると思った方がいいくらいだと思っています。腕が良いと、やはり話題になり目立つので、どうしてもネットに出てしまうのです。
ざっとご説明しました。細かく言えばもっとありますが、私なりのマーケティングアウトソーシングサービスの選び方は以上です。参考になれば幸いです。