My Family,
My Treasure,
My Life







My Family

Best Shot Album



-- 2012--

October
September
August

July
June
May
April
March
February

January


-- 2011--

December
November

October
September
August

July
June
May
April
March
February

January

-- 2010--
December

November
October
September
August
July
June

May
April
March

February
January

-- 2009 --
December
November
October

September
August

July
June
May
April
March

February

January


-- 2008 --

December
November
October
September
August
July
June
May
April
March
Fbruary
January

-- 2007 --

December
November
October
September
August
July
June
May
April
March
February
January

-- 2006 --

December
November
October
September
August
July
June
May
April
March
February
January

-- 2005 --

December
November
October
September
August
July
June
May
April
March
February
January

-- 2004 --

December
November
October
September
August
July
June
May
April

March
February

January

-- 2003 --

December
November

October
September
August

July
June
May
April
March

February
January

-- 2002 --

December
November
October
September
August




Since '02.08.03




Column Index




OpenSourceGuide
2006/11/30-2007/9/30

オープンソースを採用するメリットとは!?


再確認!オープンソースの採用メリットとは

ここでは、オープンソースの採用メリットについて解説します。オープンソースの採用メリットは大別すると下記の4つになります。

A) ライセンスコストが抑えられる
 初期費用・運用費用とも。
B) 利用者の各種要求に柔軟に対応できる  第三者がソースが変更できるため。
C) 情報の得やすさ  世界中のエンジニアからのバグやトラブルシューティング情報を入手できます。
D) ベンダーロックインの回避  1つのベンダーに依存されないシステム構築と運用。
以下は上記4点について、個別に解説いたします。

● A)の費用面から見たオープンソースの採用メリットについて
オープンソースの採用は、商用ソフトウェアを導入する場合に比べ、ライセンスコストが低減できると言われていましたが、最近は導入時だけではなく、導入後のライセンス料金も含めて低減できるという印象が広がってきたようです。特に大型のシステムではこの傾向が強く、利用量が増えるとともに増加する傾向がある商用ソフトウェアのライセンスの負担が馬鹿にならないということのようです。その点、利用量に弾力的なコストに抑えられるオープンソース系のソリューションの評価が高まっています。日本人であれば誰でも知っているような大型サイトにおいてオープンソース系のソリューションの採用が進んでいるのはまさにこの理由が大きいといわれています。

● B)の機能面から見たオープンソースの採用メリットについて
オープンソースは、ソースコードが公開されていて、かつ第三者の技術者が変更可能なため、利用者の様々な要求に対し、柔軟に対応することができます。

● C)のメンテナンス面から見たオープンソースの採用メリットについて

オープンソースに関する情報がユーザコミュニティなどで公開されているため、不具合時の解決策など多くの情報を得ることができるようです。それらの情報を入手することにより、システムを健全に運用することができます。とはいっても、巷に12万点存在しているオープンソースですが、コミュニティによって温度差があるのが現実です。やはりオープンソースを選ぶ際に、闊達なコミュニティのオープンソースを活用したほうが、より安心感はあるのが事実です。

● D)のベンダーロックインからの回避について
よくあることですが、いったんある特定のソフトウェアを使用した際に、その連携ソリューションなどを勧められ、追加機能の部分も同じメーカーのソフトウェアを採用するケースがあります。これが進むと、どんなシステム変更の場合でも、必ずそのメーカーにお伺いを立て、そのメーカーで実現できる機能の範囲をベースに改修スケジュールを進めなくてはいけなくなってしまう状態を指します。オープンソースは世界中の技術者と共同で開発をしていますので、どこかの企業にシステム開発が依存してしまい、その企業から離れることができない状態(ベンダーロックイン)にはなりません。

もう一つの採用メリット(こちらが真価!?)

最後に私見がたぶんに含まれていますが、オープンソースの採用のメリットを述べさせていただきます。
ITは非常に重要なテクノロジーになっていますが、これらはあくまで利用者から見た場合、商売道具に過ぎません。しかしながらITの活用に際しては専門知識が必要なため、専門家の意見に頼らざるを得ない状況になっています。またIT系のソリューションプロバイダーは自社のビジネスを守るため、この専門知識をたてに、さまざまな施策を展開しています。 ただし、このお客様の囲い込み思索が利用者にとって、プラスになる場合とマイナスになる場合があると感じています。大事なことは常に利用者にとって、この商売道具の利用にあたって選択肢が存在することが大事であると思っています。 前述の「利用者のシステムを担当している企業から利用者が離れることができない状態(ベンダーロックイン)」を極力排除し、利用者がリスクを限りなく少なくした状態で、商売道具であるITの選択肢を得ることができるオープンソースにぜひご注目頂き、利用者がより良いシステム構築を実現できる状況になることを切に希望しています。




このサイトはリンクフリーです。ご自由にどうぞ。