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OpenSourceGuide
2006/11/30-2007/9/30

オープンソース採用時のチェックポイント


オープンソースも、餅は餅屋

オープンソースは世界中のさまざまなオープンソース・エンジニアが共同で開発し、メンテナンスをしているため、オープンソースでシステムを構築する場合は、誰に依頼するかが非常に重要になります。 2006年11月現在で12万本のオープンソース・ソフトウェア(OSS)が存在し、それゆえに選択肢が多く、お客様が安価にかつ自由に選択できるメリットがある反面、その選択、構築、運用にはノウハウが必要です。 このように書いてしまうと、オープンソースに詳しい技術者や、そういった技術者が在籍している企業に委託をすればよいのでは?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はそれだけでは不十分だと思います。優秀な技術者がいれば、それはそれで心強いですが、それだけでは、そのシステムのメンテナンスを考えるといささか不安です。なぜなら、採用されたシステムのほとんどが、納品時に動けばよいというのではなく、その後も使用し続けることを目的としているからです。

オープンソース採用時のチェックポイント

つまり、オープンソースの採用時の留意点としては、必要としている機能を満たしているオープンソースに詳しい技術者と、システムを運営し続けることができる体制があるシステム・インテグレーターを選ぶということが非常に重要になるのです。以下では、システム・インテグレーターの選び方について触れたいと思います。 OSSは多様なソフトウェアが存在し、複数のOSSを組み合わせることによりシステムを構築・運用することが可能です。OSSは、選択肢が多く自由度が高いため、導入・運用に関して様々なノウハウが必要です。また、OSSは、ライセンスコストを抑えることができますが、商用ソフトウェアと同様、運用にかかるコストに関しては無視することはできません。そのために、経験豊富なシステム・インテグレーターによるサポートが重要となります。 私見がたぶんに含まれていますが、私なりのチェックポイントは下記の通りです。

1) オープンソースのシステムメンテナンスを行う体制(部門やメニュー)があるか  
部門やメニューがあるということは会社の戦略、予算、人事の承認を受けてオープンソースのビジネスを行っている証明になります。

2) オープンソースのシステム開発を始めてからの年数がある程度あるかどうか
 
経験年数が少ないとやはり不安ですよね。


3) オープンソースをベースにした古くからのお客様の事例があるかどうか  
過去の事例があり、そのシステムが現在も稼動していることは、そのシステムインテレーターの経験を裏付けます。


4) オープンソース系の人材募集をしているかどうか
 
今後のオープンソースに関する投資が継続していくある種の証明になりますし、そのシステム・インテグレーターのオープンソースに関するビジネスが拡大していることの証明になります。

業界団体に参加すると本音が見える

また、巷には日本リナックス協会(JLA)オープンソースデベロップメントラボ(OSDL)Linuxコンソーシアムなどオープンソース系の業界団体が100団体ほど存在しております。その業界団体にはオープンソースを活用している利用者も在籍していますが、オープンソース系のソリューション・プロバイダーも多く在籍しています。 オープンソース系のソリューション・プロバイダーのホームページを眺めながら、どこに委託するかを見るのもいいですが、はやり百聞は一見にしかずで、実際のお話を業界団体に在籍しているメンバーからお聞きするのも良いかと思います。業界団体に在籍している方々は比較的技術者が多いため、営業トーク抜きの本音が聞けると思います。 多くの業界団体では、活動の見学が無料でできます。ご興味がある方はぜひ、この機会に門戸をたたいてみてはいかがでしょうか?



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